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写真機
rollei.jpg








なんで、昔のモノってこんなにかわいいデザインなんやろ。。。

カメラ買ってもーた(^_^;)
Rollei 35
40年ほど前のカメラです。自分と同い年くらいかな。もちろんフィルムね。

ずっと一眼レフ使ってるんだけど、やっぱ携帯性がねぇ。
“あっ、キレイ!”とか、“あぁ~いい景色!”とか、“いい雰囲気!”とか思った時に、一眼レフは持ってないことが多くて。
お散歩カメラっていうか、ちょっとお出かけ用って感じのコンパクトカメラを探してて。
んじゃ、携帯やコンパクトデジカメでええやん!?って声が聞こえました(^_^)
デジカメいいよね。気楽にバンバン撮れるし、いらんもんドンドン消せるし、フィルムいらないし、現像しなくてもええし、暗いとこでもキレイに撮れるし・・・。
けっしてデジカメを否定するわけじゃないし、デジタル生活にドップリ浸かってる身ですから、デジタルの便利さは、よぉ~くわかっております。
カメラを身近なものにしたのも、写真が趣味って人が増えたのもデジカメのおかげでしょう。
プロカメラマンもほとんどの人がデジカメ使ってるしね。撮ってすぐにネットで世界中に送れるんだから。
もはや機能性や経済性や効率を考えたら、フィルムがデジタルに勝る点を探すのは難しいかも。
でもなぁ~なんだろ・・・うまく表現できないけど・・・道具としての質感とか、機械としての機能美がなかったり、写真もどこか画像な感じがしたり。。。

デジカメは撮ってすぐ見れて満足できるから、データはそのままPCの中。次に見るのはいつの日か・・・(^_^;)
さらに数十年先にPC環境や周辺環境が変わってデータが取り出せない事態もなきにしもあらず。
数年前まで普通だったフロッピーディスクが付いてるPC・・・もう売って無いもんね。
大切な子供の時の写真が、大人になってから見れないなんてことにならなければいいんだけど。
データという目に見えないモノだけに、怖いよねぇ。

それから、何枚でも気楽に撮れてしまうデジカメでは、シャッター押すときに躊躇しない。
しかも結果がすぐわかるから、また次のシャッターを押す。 その繰り返し。 
でもフィルムカメラだと撮れる枚数も限られてくるから、1枚撮るのにムダな写真は撮らなくなるし
すごく考えて写真を撮るようになる。
現像ができあがるのに時間がかかるから、結果はあとからわかる。うまく撮れたか撮れてないかのワクワク感もあり、うまく撮れてない時は、次はどう撮ったらいいか考えさせてくれる。
そんなことを考えると、写真が上手くなるのはフィルムカメラなのかもなぁ~。

さらに、デジカメの寿命。3,4ヶ月くらいでどんどんモデルチェンジ。
コンパクトだと2~3年くらい?最新のデジ一眼でも10年も経てば使えなくなるというか、使わなくだろうなぁ。(クルマにもいえる)
前に使ってたデジカメはどうなった?下取り?タンスの肥やし?
壊れたら修理せずに、新しいの買うのがふつう。。。
かたやフィルムカメラはフィルムが無くならない限り長く使える。
構造がシンプルだから、修理できる。ゴミにならない。古くならない。
大袈裟にいえば、“愛機”として、生涯相棒になってくれる。
今回買ったのもすでに40年。さらに使い倒そうっていうんだから。

そんなことがわかってる人が増えたのか、最近、若い女性でもHOLGAやLOMOなんかのフィルムのトイカメラを首からぶら下げてたりするのをよく見かけたりするし、本格的なクラッシックの一眼や二眼カメラをぶら下げてる人だっている。
みんなといっしょじゃイヤ!な個性的な人にも選ばれてるんだろう。
写真雑誌を立ち読みしたりしても、フィルムカメラの特集なんかもよく見かけるようになってきた。
フィルム回帰の流れなのか!? なんだかちょっとうれしかったりする。
ま、フィルムカメラだけ!ってのも、時代に取り残されますんで・・・デジカメと使い分けるのが賢い選択なんかな。

今回かなり悩んで購入。
現在生産されてるフィルムカメラではかなり選択義が狭くなるし、昔のコンパクトカメラもたくさんあって
オリンパス、コンタクックス、ペンタックス、フジカ、ミノルタ、ニコン、キヤノン・・・。
やっぱ’60~’70年代くらいのがクラッシックカメラの初心者としてはいいような気がしてきて。
それより古いと、おじいちゃんのカメラみたいだし、それより新しいと、オート尽くめで操作する楽しさが無いし。。。
その時代のは電池がなくても、とりあえず写せるしね。
で、いろいろ調べ行き着いて“愛機”に選んだのが Rollei 35。
ローライといえば、二眼カメラで有名なドイツのメーカーで
このカメラは1966年に発表された当時世界最小の35mmフィルム(普通のフィルム)カメラ。
写真では大きく見えるけど、手のひらサイズです。
今見てもコンパクトなカメラだけど、それにカールツァイスのレンズにゴッセンの露出計にコンパーのシャッターという当時のドイツの一級品パーツを搭載。
今のデジカメのように、使いもしない機能満載ではなく、必要最小限の機能を凝縮。
機械らしい、ズッシリとした重量感。
「小さい」「かわいい」「楽しい」「きれいに写る」・・・そんなカメラ。
そんなカメラだから、世界中に愛用者がいて、オーナーズクラブなんかもある。
プロカメラマンでも、普段はコレを持ち歩くって人もいるらしい。

ケースを開けて、フィルムを入れてスプールに巻きつけて、ジーコジーコと巻き上げて・・・今から写真を撮るんだ というちょっとした緊張感。
撮りたいものを探し、構図を決めて、露出を計り、絞りとシャッター速度を調整していく・・・操作する楽しさ。
少し息を止めて、カシャ とシャッターを押した瞬間に解ける緊張感。。。

写真はいいよね。
きれいなものとか、かわいいものとか感動するものを写そうと探したりする。
それはきっと心にも脳みそにもいいことだと思う。
日常のギスギスしたものとかトゲトゲしたものを和らげてくれるような気がする。


アナログ ワクワク シンプル 修理できる 古くならない ゴミにならない 愛機 相棒 
必要最小限 凝縮 小さい かわいい 楽しい 世界中で愛される 操作する楽しさ 
感動する 心にも脳みそにもいい。。。
気付きました?
そう、これはMiniのキーワードと同じなのだ!!(前振り長過ぎ^_^;)
一生付き合えるモノに出会うのは素晴らしいことです。
次々にクルマを乗り換えるのではなく、気に入ったクルマに出会え、ずっと乗れるのは素晴らしく幸せなことだと思います。


Miniにはフィルムカメラがお似合い!
センターメーターの横にクラッシックカメラが転がってたら、粋です。素敵です。
フィルムカメラのスローな写真ライフ・・・いいと思うよ。
(泥沼へのお誘い^_^;)


なげ~ぇ自己満足的ブログを読んでいただきありがとうございます(^_^;)



2008/11/24(Mon) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
--写真機--

私もカメラ(写真撮るの)大好き!! !(^^)!

一眼レフと、コンパクトデジカメでばんばん写してます~
フイルムは、力(りき)入れる時だけ。。。。

でも、なかなか上達いたしません
下手な写真がどんどん溜まるだけ(T_T)

昔マニュアルで写していたはずなのに、
便利なオートを使用していたら、もうマニュアル忘れて写せなくなりました。
これって、どうなん?世の中不便な方が良いこともあるかもね??
by: kuma * 2008/12/10 22:09 * URL [ 編集] | page top↑
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こんにちは、kumaさん。

今度、撮った写真見せてください!(^_^)

最近は、よく女性が一眼レフ持って写真撮ってますよね。
これはぜったいデジカメ効果ですよねー。
より手軽に、より簡単になったからでしょう。
昔(フィルム全盛時代)はオヤジの趣味みたいな感じでしたから。。。

撮った写真をよーく観察すると、もっと上手に撮れると思いますよ。
よーく見ると、次はこう撮ろう!こうしてみよう!ってなりますからね。

最近のカメラはすごいです。
手ぶれ補正に顔認識は当たり前。
最新は“笑顔”認識で自動シャッター!カメラを向けるだけ!
・・・もはや写真を撮る楽しみはどこへやら。。。

マニュアルカメラ引っ張り出して、撮ってくださーい!
by: GBW * 2008/12/12 19:32 * URL [ 編集] | page top↑
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