
ウェーバーのフロートレベル調整
コーナリング中に息つき症状につき、フロートレベル(油面)調整。
フロートって、簡単に言えば 浮き です。
これのレバー位置を調整することによって、キャブレター内のガソリン貯蔵量を調整できます。
この貯蔵量は多くても少なくても調子が悪くなるので、規定値に調整するわけです。
ウェーバーのフロートには真鍮製のものと、プラスティック(発砲ゴム?)の2種類があって
それぞれに調整値が違ってきます。
おおまかな調整はフロートとガスケット面の間隔で調整して、組立ててから燃圧をかけて油面を計測…って感じで調整してゆきます。
今回、油面(ガソリンの上面位置)が少し高い感じだったので調整。
コーナリング中に息つきの症状であれば、ガソリンが足りないと思い、油面を上げるイメージですが
油面が高くても、横Gがかかった時に片側のバレルだけに多量のガソリンが流れて調子が悪くなります。
調整はそんなに難しくないのですが、キャブを組み立てて、燃圧をかけてから油面を計測し
規定値でなければまた分解して調整して組み立てて…を繰り返します。
mm単位ですから、なかなかビシッと合わないんだこれが(泣)
今回も5回ほど分解、組立、計測を繰り返しましたとさ。
これで症状が改善されるのか!?
レーシングカーなので、サーキット走るまでわかりません。。。
ちょっと難しい話でした。
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